刊本作品

No,65 人生切手

昭和41(1966)年[限定300]
【版画様式】彫刻凹版【函】めおと函
155×123(mm) 頒布価格2,700円

 スイスやフランスの上等な切手はザンメル版というものでできているという。版の凹みにインクを一度に数色施し、プレス機の圧力によって刷り上がる方法だが、それをヒントに人生切手は作られている。今回はビュラン(銅板を削る先が細い鉄の道具)などで版を削って作る彫刻凹版を骨版にし、色はオフセット印刷によってできている。この版は凸版株式会社の証券製版課というところで8名の技術者が担当しており、少し変わった仕事という事で熱意をもって取りかかってくれたとのことである。
タイトル通り人の一生を受胎生誕、幼少年期、青年期、壮年期、老年期と頁を追うごとに構成されている。