刊本作品

No,1十二支絵本

昭和10(1935)年[限定200]
【表現様式】一色凸版
140×120(mm)  頒布価格35銭

 武井武雄刊本作品の記念すべき第1冊目。イルフトイスの賛助出品として制作されたものである。この形式はNo,4まで続く。この頃の特徴として「RRR」(Roi Ram Ram=ラムラム王。武井が1926年に出版した長編童話で自分の事をラムラム王の生まれ変わりとしている)のサインが使用されている、和綴じ本であることが挙げられる。


イルフトイス

新しいおもちゃの創造を目指し、玩具・小手工芸品展を開催した。お母さんのおっぱいの次に触れるのがおもちゃだと考えた武井は、こどもたちのためにいろいろなイルフトイスを設計した。もともと郷土玩具の蒐集をしていた武井が自然と行き着いた活動であった。
イルフは古い(フルイ)の逆読みで新しいという意味の武井の造語である。